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ラスト・クリスマスのmatchypotterのレビュー・感想・評価

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)
4.0
メリークリスマス🎄🎅
今年の“聖なる夜”はコレにする。

エミリアクラーク、『ゲームオブスローンズ』のあの、エミリアクラーク。大好き、この感じ。

全体的にパーツが大きく、パチっとした目で、表情豊か。
ブロンドで女性らしい丸みもあって、、、こういう見た目とキャラクター、まさに“愛嬌がある”を形にしたような。
そして、この性格、体たらくだけど憎めない女性、、、好きだわ。

どこかにこんなエミリアクラーク、いないかな。

人としてだらしなく、住む場所もなくして友達を頼っては粗相して友達を失う。
すぐに男に色目を使って寝たりして、良い意味で自由を謳歌している、、、ようで、どんどん人間ダメになるパターンまっしぐら。

唯一の働き口、店長がミシェルヨーのクリスマスの雑貨店で働いてはいるものの、見た目はチャキチャキしてるけど、結局は粗相して信用を失う。

そんな時に、店の軒先でやたらと上ばかり見上げてる男と遭遇する。

何かの“配達員”だというその男に少しずつ想いを寄せるエミリアクラーク。
彼女は彼女で過去や自分の体に暗い部分を抱えていて、そのことが彼女を苦しめていた。

その部分を彼に打ち明けながら、彼の奇妙で突飛な話にも耳を傾け始め、彼女も色々なことと向き合い始め、挑戦し、少しずつ人生が動き始める。

“上を見ろ”、か。
そんなことして何になるんだよ、という言葉だけど、意外とそれが“何かのキッカケ”や“何かのスイッチ”だったりするかも知れない。

その“何かのキッカケ”をくれて彼女を少しだけ強くした謎の男、、、この男は、いったい。

クリスマス。
聖なる夜だからこそ、特別でもあり、もっとも近い人たちとの“いつも”、そして、どんなことがあっても“自分”を大切に。

そんな優しさと暖かさを気付かせてくれる素敵な物語。
ワム!の楽曲を前編に散りばめて“クリスマス演出”バッチリの映画。

そして、本当にエミリアクラーク、めちゃくちゃお茶目で可愛い。
このエミリアクラークはちょっと尋常じゃない。

思ってた以上に王道で、思ってた以上に暖かい気持ちになれて、楽しめた。

これを選んでよかった、、、メリークリスマス。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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『matchypotterと映画の秘宝』
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作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
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