そんなに期待はしてなかったけど、真剣に捉えなければなかなかに楽しめる、という映画でした。
Things have changed, Market’s tough.
I’m sure you can understand why our beloved parent company, WB has decided to make a sequel to the trilogy.
ここから始まる続編作り。心労が溜まりますね。日に日に震えがどんどんひどくなるアンダーソンの手が、全ての続編に対する制作チームの心情を表しているように思える。
なんていうか、あの時代だったからこそマトリックスは絶大な人気を獲得したんだろう。SFはもしかしたらどこか限界を迎えているのかもしれませんね、映像化に置いて。観客は驚かしにくくなったからね。でも、SFというジャンルは永遠に続くと思う。60年代の『砂の惑星』を今日に持ってきてもまだ時代を先取ることができる。ちょっと言葉の綾がありますね。いつだって同じことが異なる形で繰り返されるだけで、私たちを取り囲む状況の本質は何一つ変わっていない。だから、SFを通してこの社会を戒めるという行為に“時代遅れ”などない。
