いはん

コントラクト・キラーのいはんのレビュー・感想・評価

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)
3.8
この人の映画は、なんだか見ていて楽しい。
少々の情報不足感がまたそそる。テンポが噛み合わない会話もまた歯痒くて良い。

労働階級に母国なんてないというのも、なかなか攻めたセリフである。確かに、国という概念よりも、階級という概念の方が今は大きく我々を覆い被さっている。そんな世界の中で起きる様々な不条理、不条理の組み合わせが生み出す様々な事件。そんな事件を描くアキカウリスマキの映画。
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