マトリックスの18年ぶりの新作。4作目。
小学生の頃から何度も見返したマトリックスの新作。初めて買ったセルDVDがマトリックスだったな。懐かしい。
今作のストーリーは3作目のその後を描いてる。個人的には3部作で映画としても作中のキャラクターとしても伝説になった感じがあったから別に作ってくれなくても良かった気もするけど、若干のバッドエンド感は否めなかったし今作で全部スッキリ大団円となるのも当時観た中でもモヤッとてた人には悪くないんじゃないかな？
変な外部の監督脚本引っ張ってこなかったお陰でちゃんと｢マトリックス｣しててよかったと思う。オマージュシーンが多すぎるくらい多くて、アクションも｢らしさ｣があってよかった。
ネオの精神を閉じ込めるにあたり、ネオの人生をトーマス･アンダーソンが作ったビデオゲームとしている設定なので。過去作のカット挟みまくりなのも、自分で撮ったウォシャウスキーだからこそできる事なのかな。
ちょっと悪く言うとそこら辺の権利が自由な分、贅沢なファンムービー観てる感じもした。個人的には｢なんでわざわざ今更こんなリブートみたいなの作ったの？｣とも思う。
とはいえ、先にも書いたけど結果としては大団円なのでマトリックスシリーズ好きなら観といて良いと思う。続編は特に無さそうだし、逆にこれ以上作る意味も無いと思う。
観ていて嫌な気はしなかったけど作ってくれてよかった！ともなりにくい複雑な感情になる映画。
でも完成度は高いので最後まで面白く観れました。あの頃のマトリックスにまた触れてみたい人はぜひ！
