風来坊

インデペンデンス・デイ2019の風来坊のレビュー・感想・評価

1.0
イギリス西部の港湾都市ブリストル上空に突然出現した超巨大UFO。軍の攻撃も受け付けない超巨大UFOの出現により、パニックと化した町で避難しようとする家族の姿を描いたSFパニック。

便乗放題シリーズなので、当然の如くあの名作とは関係ない…。エイリアンどうこうよりも、来襲によってパニックに陥る人間側に赴きを置いている印象。とにかく忙しい映画で家族のパートはもっと減らすべき…。場面転換や視点がコロコロ変わるため物語に付いていけません…。

記憶喪失の姉に謎の男に軍人と登場人物も多いですが役目も薄い人が多く「この人要る?」状態。なんとなく「スカイライン 征服」のようなストーリーを目指したのかなと思う。しかし、無駄なエピソードが多くテンポも悪い。エピソード毎の繋がりも無理矢理で整合性に欠けます。

VFXはかなり粗い…CG丸出しでこういうSF映画でこの粗さでは緊迫感も伝わって来ませんし説得力もありません…。
銃撃戦もCG丸出しで迫力もクソも無い…いくら低予算でもこれは酷い。

それぞれのエピソードを昇華出来る程の能力もないのに欲ばって色々な物を詰め込み過ぎてますね
結局は家族のサバイバルに終始しており、宇宙船は添え物と化していて序盤以降は影が薄い…。

パニックになってみんな自分たちの事しか考えないのは、最近のコロナパニックによる買い占めや転売で目の当たりにしたので感慨深かった。
B級SF映画好きな方はイケるかも知れません。B級映画なのに無駄に長くて全く面白くもなく私は観ているのが辛かった作品でした…。
風来坊

風来坊