ワン

透明人間現るのワンのレビュー・感想・評価

透明人間現る(1949年製作の映画)
3.0
物質を透明にする薬品を作り上げた中里博士(月形龍之介)は、その秘密を知った出資者の河辺(杉山剛)に誘拐されてしまう。河辺は博士の助手である黒川(小柴幹治)を騙し"アムールの涙"と呼ばれる宝石を奪おうとしていた。薬の副作用で精神状態が凶悪になった透明人間は次々と凶悪な事件を繰り返していく。


透明人間に襲われるとどうしても大袈裟な一人芝居になってしまい、シリアスな作風も台無しになってしまう。透明人間の正体はわりと早く見当がつくのでフーダニットとしての面白さは感じなかった。別の人間が包帯男に成り済ます発想は良かった。
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