まおう

マザーレス・ブルックリンのまおうのレビュー・感想・評価

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)
3.0
エドワードノートン監督、脚本、主演の本格フィルムノワール。
50年代のNY、トゥレット症候群を抱えながら驚異の記憶力を持つ探偵が、師であり友人でありそして大切な家族でもあったボスの死の真相を追ううちに恐ろしい陰謀に巻き込まれていく…

現代が舞台であった原作小説の時代設定を大胆に改変し、硬派な出演陣で固め、音楽は痺れるようなカッコ良さとアンニュイさで世界観を彩る。
障害持ちの役を演じるエドワードノートンは目新しさに欠けるし探偵として隠密活動を行うには致命的でイライラさせられる設定ではあったが、そんな欠点もどこか母性本能を擽らされるキュートさに変換できるのがエドワードノートン先生の手腕である。
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