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マザーレス・ブルックリンのouckyのレビュー・感想・評価

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)
4.5
監督•脚本•製作•主演を務めるのはエドワード•ノートン。1957年のニューヨーク、ブルックリン。私立探偵の男と彼に拾われた孤児4人。主人公は、チック症で思った事を口にしてしまうという不思議な役。マンハッタンのハーレムを舞台に繰り広げられる、悲しき男の復讐劇。
凄い面白いなぁー。古き良きハード•ボイルドにチック症で考えた事を何でも口走る男が主役って 笑。
淡々と話は進むがとてもテンポが良い。
フリークスとバカにされるが、無類の暗記力で、自分を認めてくれた唯一の男の復讐劇という、キャラがめちゃくちゃ活きてます。

後、ちょい役ですがブルース•ウィリスがとても良い芝居をしてる!味があるなぁ!

そして、全編にかかるJazzなBGMが世界観をこれでもかっと演出する。

ハードボイルドに、今風なテンポ良さの味付けがされた名作!
なんだろう「カサブランカ」とか思い出した!

エドワード•ノートンも完成した後
「そう!これ!これが作りたかった!」と言ったと思います 笑。
だって僕が観た時
「そう!これ!こんな映画観たかったー」と思いました。
またまた傑作です。
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