このレビューはネタバレを含みます
信仰を題材にしているとはいえ、展開があり得ないほどドラマチックすぎて少女漫画ぽくすら思えたけど、実話だったことにビックリ。
彼女を亡くして彼は一人な展開だったらベタすぎて萎えたが、
その後、事情を知っている他の女性と結ばれ子宝にも恵まれ、新たな人生を歩んでいる。
だけど、彼女のことを忘れ去るのではなく、彼は歌などを通じて語り継いでいるのが良いと思った。
妻もそれを嫌がらず受け入れているのが素敵。
悲劇ではあるけど、悲壮感で終わらず、残された者は思い出と折り合いながらも自分の道を歩んでいく
前向きな着地点になっていたのが清々しかった。