ヒカル

ザ・レポートのヒカルのレビュー・感想・評価

ザ・レポート(2019年製作の映画)
2.5
アマプラで鑑賞。アメリカの社会正義告発映画は幾つもありますが本作は終始重苦しく真面目で堅物なだけで退屈でした。作品のメッセージに社会的意義があるということと映画として面白いかどうかは別で、やはり見ていてそこに「かっこよさ」「面白さ」を感じる瞬間がなければ凡作と言われてもしょうがない…と思ってしまいました。似たような作品で「大統領の陰謀」近作では「ペンタゴン・ペーパーズ」などありますがそれらの作品にあってこの映画にはないものが確実にあって、それが何なのか。多分「軽やかさ」「気が抜けた瞬間」なのかな、と思いました。主演アダム・ドライバーの演技の一辺倒さが悪い方に出てしまっていて残念でしたが、上院議員を演じたアネット・ベニングは流石の名女優。素晴らしかったです。
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