原宿系MVの1時間半耐久。
パステルカラーのオーバードーズ。
曲や話は「抑圧や馴れ合いからの解放」をテーマにしているけど、自分自身に自信がなくて「他者からの理解」という抑圧を求めている矛盾。結局承認を得られないと自信を持って行動できない。
病み方とか表現方法は大森靖子に近いかも。
「押し付けないで」って言いながら、主人公も仲良しグループのリーダー役やってるし、「合わないグループからは出てもいい」って人望があって1からグループ作れる奴の戯言なんよな。
自分が本質的に抑圧側であることに気づいていない。
基本冷めた目で見てたけど、ダンスはいい。
追記:
「自意識はあるけど、経済的にも精神的にも自立してない青年」を描いているならよく表現できているのかもしれない。この映画が好きになれないのは、私がそういう人間で同族嫌悪しているからなのかも。作者はどこまで意図しているんだろう。考えすぎかも。