峰不純子

BLISS ブリスの峰不純子のレビュー・感想・評価

BLISS ブリス(2019年製作の映画)
3.5
血まみれで狂気乱舞♪

画面が色とりどりに点滅やらクルクル回ったり…見てるコッチがバッドトリップしそうな映像に血肉飛び散る猟奇度も兼ね備えたドラッグホラー。

スランプに陥った画家のデジー♀は催促される家賃も払えず、エージェントからも見限られ、ヤケになってドラッグをキメる。
そこに久方ぶりの友人とその彼氏も加わり3Pしたりとさらにディープにトリップし、気がつけば記憶が無く全裸で倒れていたが、描けなかった絵が進んでいたので、再びドラッグに手を出していく…。

一見、創作においてドラッグに堕ちて狂っていく様を捉えたようにも見えるが、終盤に近づくにつれ、古典的なホラーのジャンルである事が分かってきます。

これは監督自身の映画制作において行き詰まるストレスなど実際の出来事が主人公に反映されてるとか。
デジーを演じた女優さんも演りたい役を演じられないとか同じようなストレスがあったとかで。
その思いがこの狂気の演技に表れたんですかね…。
ほんとすごい熱演でした☆

とにかく、作ってる側も頭おかしいんじゃないかなぁー?と思えるくらいの映像体験でしたw
峰不純子

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