ATSUSHI

BLISS ブリスのATSUSHIのレビュー・感想・評価

BLISS ブリス(2019年製作の映画)
5.0
薬キメたら、血を欲してしまいました


『マインズ・アイ』『VETERAN』監督によるドラッギーな大怪作。
これまでのジョー・べゴス作品は好きではあるのだけど、80年代ホラーの再現の域を出ない点では否定できないのが悔しい。しかし今作に関しては1番突き抜けた印象で、限りなく観る人を選ぶのだけどイケてるホラーだった。むしろアングラな世界観に美男美女が1人もいないなか、人喰いのシーンがやっと出てきてからがこの監督らしさが出てるので安心。スプラッターで安心する自分って…(^^;)

ここ最近ロブ・ゾンビ作品にハマった影響もあってかこういう激しい映像には耐性付いてきたのも確か。
『ドリラーキラー』+『レクイエム・フォー・ドリーム』にスプラッターを塗したというとんでもない映画、
ということで血みどろ好きはマストな逸品!!






〈ネタバレ〉
そしてよく見たら薬が発端ではないという嘘が上手いように内包されてるのがニクイ