小っ恥ずかしくて汗が出るような、自分の過去のあれやそれを見ているようで、何度か心臓がキュッとした。下北もサブカルもあまり好きでは無く下北にいるロン毛の弾き語りの人たちの歌とか正直全然良いと思わないけれど、この映画と出てくる人たちはとても好きでした。何でもない人生の隙間みたいな、どこかに到達したようなしないような、前向きに生きよう、劇的に生きようと、成長や変化を物語る映画やドラマが沢山あるけれど、少しそういうものに息苦しさを感じてた中で、ちっぽけだけど、確かに生きてて、何でもない物語なんだけど、些細で器用じゃない人間模様とその可笑しみに少しだけ救われました。女性陣みんな魅力的でありがとうございます。若葉やんの絶妙な人間味凄かったな。笑ったし、汗かいた。
