建野友保

街の上での建野友保のレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
4.2
新しいのに懐かしい。寂しいのに暖かい。誰もがどこかしら情けなくて、誰もがどこかしら愛おしい。収拾がつかなくなるくらい、いろんな感情が炙り出される魔法のランプような作品でした。今泉監督作品は3本しか観ていませんが、これは(初期の)代表作になりましたね。合間、合間に挿入されるオルガンの響きが作品のテイストにピッタリ寄り添っていて耳に福々しい。
城定イハさんみたいな友達がいたらなあ。
建野友保

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