とーっても素敵な映画だった。
誰かにとってのなんでもない日常は、誰かのとっての過去であり、未来であり、思い出である
下北沢ですれ違う日常を垣間見たような気がした。んでもって歴史そのもの。すごい。
人の「好き」をめぐる駆け引きや複雑な心中を細やかに描いててお見事。誰にでもあるような恋愛トークを2ショット1シーンでじっくり撮る感じ。上から下からのアングルでもなく等身大の目線な感じ。
こうも不器用で愛おしいものなんだなぁ、と思わされる感じ。
「長い短いなんて、時間の概念の中で一番どうでもいい」文脈は忘れてしまったけど、急にぶった斬られる感じ。
良かった。あとなんか煙草吸いたくなった。
下北沢で観たかったこれは。
