皆様は映画やドラマの主人公の職業と言うと何を思い浮かべますか?
刑事、探偵、小説家とかが多いと思うんですけど
自分と同じ職業の主人公と出会いたいと思うことありませんか?
少なくとも僕は、
自分と同じ仕事を頑張っている人が主人公の映画を観たい!と思うことがあります。
それは多分、自分の生活も映画みたいで魅力的なものだと思いたいからなんですけど
そういう意味では、この映画は
そんな願望を叶えてくれた作品です。
タイトルは
「街の上で」
ここからは、あらすじ。
ある日、古着屋で働く青年(アオ)のもとに映画出演のオファーが来た。
映画に出演するにあたって、アオは数人の女性と交流を持つことになる。
それ故に彼の人間関係も変化していくのだが、彼の脳裏には元カノに対する未練が強く残っていて、、、
という感じの映画なんですけど
僕、古着屋で働いてるので
めっちゃシンパシー感じました。
同じ古着屋でもだいぶテイスト違うんですけどね。
で、やっぱり
リアルな人々の姿を描いた作品を観ると、良い人とか悪い人とか結局は自分の中にしか無いのかもなぁとか思うんですよね。
この映画を撮った監督は「愛がなんだ」を撮った方なんですけど
「愛がなんだ」でも人それぞれ
この人が悪い、あの人が悪いとかあったと思うんです。
そこは本作でも重なる部分があって
僕としては、本作に登場する映画監督の女の子と主人公の元カノめっちゃ苦手でした。
現実でも別に誰が間違ってるとか、誰が悪役とか無いけど
合わない人とは合わないし
嫌いな人は嫌いじゃないですか。
もちろん好きな人は好きだしね。
僕としては、
それを改めて感じることのできる作品でした。
あと、登場人物が皆
「誰かにとっての嫌いな人」と
「誰かにとっての好きな人」という感じで
本当にそこに日常として存在しているような不思議な雰囲気でした。
そして、主演の若葉竜也さんがめちゃくちゃ魅力的でした。
終盤の歌ってるシーンとか
歌声めっちゃ良くてビックリしました。
Netflixで観られるので是非!