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街の上でのakubiのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
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さりげない会話と接触。人生におけるささやかなドラマと可笑しさ。放たれ漂う言葉たち。一期一会の泥くさい奇跡。役者さんたちのお芝居。愛おしい愛おしい。
街は変わりゆき、ひとは足早に流れ、拒絶され受け入れられ、男と女の圧倒的分かり合えなさを目の当たりにしても素直になれないわたしたちだけれど、すれ違ってもふとまた触れ合うあたたかさがやっぱり心地よくって。嬉しい。
いざってゆうときほど男っててんでダサくて子どもじみててヘタレで役立たず。なんて笑っていいんですか。??だってやっぱりとっても愛おしいもの。

バーでの「まだ食べるの!?」「まだ何も食べてない!」ってところと、古い思い出を食べちゃうところがすき。でもね、男の子たちはAVみて勉強などしないでくださいな。あの中ではほとんど間違ったことしかやっていません。ってね。
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