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街の上でのyoruのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
3.7
ゆったり、まったり。下北沢に住む、古着屋店員の日常のお話。

友達が多くないところ、言葉選びが少しだけ下手っぴなところとか、無言が気まずくて自分から会話始めたり、新しいことに挑戦してあまり上手くいかんところとか、飲み会に参加してアウェイになるのもそう、青くんと私の共通点。それは他人に自慢できるようなことではないけど、自分、一生懸命人間やってるなあ〜って実感する瞬間なんよ

この映画を見れば、私もそこに、下北沢におるような感覚になった。すべての会話、何気ない行動も全部がリアルで、特にイハちゃんと青くんの恋バナシーンは私もそこで2人の会話を聞いてたような、そんな感覚

喫茶店で本を読む役はうまく行かなかったけど、それに挑戦したことで新しい繋がりができたりして、良いこともあったんやなとなり、私も一歩踏み出す勇気を貰えたような気がします

「お城の城に、トンカツ定食の定で城定」
これだけで心掴まれたわ!!!
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