2023年の劇場鑑賞1本目は先月見逃してた「グリーンナイト」を観てきた。
アーサー王の甥であるガウェインは怠惰な毎日を送っていたが円卓の騎士が集う王の宴にグルートのお父さんみたいな緑の騎士が現れて「おれと首切りゲームやる人いる〜？」って空気読まない発言。挑発に乗ったガウェインは「やるやるー！」っつって緑の騎士の首を斬り落とすが、騎士は転がった首を自分で拾ってガウェインに「1年後におれんち来いっ今度はおれの番ね！」て約束しちゃったからさぁ大変ってな話。ほんとか？
A24が初めて製作するダークファンタジーで「A GHOST STORY」「さらば愛しきアウトロー」のデヴィッド・ロウリーが監督・脚本。
アーサー王の話とかよく知らないしこの手のファンタジーものとはあまり私は相性が良くない。「ロード・オブ・ザ・リング」とか「ゲーム・オブ・スローンズ」とか途中離脱組。「ダーク・クリスタル」は好きなんだけどな。
A24製作するダークファンタジーってことで興味湧いて観たんだけどね…
主人公なんでそんなリスクしかない約束するの？ダメダメだったんでひと旗あげたいから？
そういう話なんだから仕方ないと言われたらそれまでなんだが。
物事先送りにするとろくなことないよってことなのかな。
冒頭のカメラワークがゆ〜くり引いていくと両脇にドア枠が出てきて縦のレイアウトになるとこが「Xエックス」みたいでした。
「ダンケルク」のバリー・コーガンが盗賊の役で出てるんだがやばいヤツの役やるとほんとハマる。
正直序盤は船漕ぎそうになったがなんとか踏みとどまり（多分）最後まで鑑賞。
映像は叙情的かつ壮大で見応えありました。特に巨人軍団（プロ野球じゃない）の出てくるところが圧巻。主人公食われるんじゃないかと思ったw 余談ですがあれCGじゃないそうです。強制遠近法で一発で撮ってるとか（まじか！）
