うーん…これも評価が高い作品なのですが、個人的にはあまりハマらなかったですね。ある登場人物の退場の仕方があっさりし過ぎて、こりゃ後半に出て来るパターンと読めてしまうし…脚本が何だか行き当たりばったりな気がしましたね…。
オークションのシーン以外は女性ならではな感じはせず、これそっくり男性に当てはめても成立しちゃうんですよね…。
ガッツリ中国資本が製作に入った映画なので嫌な予感はしていましたが、ファン・ビンビンさん演じる女性が登場してから途端に面白く無くなりました…。
理想かも知れないが西側の諜報機関のエージェントと共闘って…フィクションと分かっていてもありえなさ過ぎてねぇ…。
中国が世界を守る為に行動て…あなた方の世界でしょと引いてしまいました…。
とはいえ派手さは無いけどアクションシーンはしっかりしているし、ジェシカ・チャステインさんの体当たりアクションは見物。
ダイアン・クルーガーさんなど女優陣の華やかさもあり、私は久々に見た気がしますがペネロペ・クルスさんが５０歳目前とは思えぬ美貌を見せつけてくれます。気の強い役が多い印象の彼女なので、こういう普通の女性は新鮮でした。
世界を牛耳るネットワークデバイスとか既視感も満載ですが、色々と考え過ぎなければスパイアクションとして楽しめる仕上がりと思います。
港でのワイドなカメラワークがとても印象に残ってます。
