ブレイキング・バッド、ベター・コール・ソウル見て、最後ここに辿り着いた
この一作を単体として評価するには、あまりに背負う歴史が重すぎる
安心したのは、総集編みたいな作りにせず、「シリーズを見ていない人にも楽しんでもらおう」などとは1ミリも考えていなかったこと
非常に満足できるボーナス・チャプターでした
シリーズ通して、悪人には相応の報いが下ってきた
そんな中、ジェシーは人間として越えてはいけないラインは越えないし、人情にも厚く、自らの悪事にもある程度引け目を感じ続けていた
一方で(他に選択肢がなかったとはいえ)人を殺めているし、大量のメスを社会に流通させるという大罪を犯した一級の犯罪者であることに疑いはない
だからこそ個人的に、ジェシーは「救われるべき」「救われるべきでない」のラインを綱渡りしている存在だと思っていた
でも本作を観終えて、自分の中で「ジェシーは救われるべき」という答えを出すことができた
本当に面白いキャラクターだったな、ジェシー・ピンクマン
ありがとう、ブレイキング・バッド・サーガ