いかえもん

ガネーシャ マスター・オブ・ジャングルのいかえもんのレビュー・感想・評価

4.2
この映画を観ようと思ったきっかけなんですが、ついこの前、ムービープラスであなたの好きなインド人俳優は?というアンケートを取っていたんですね。その結果発表で、1位はもちろんというか、バーフバリを演じたプラバースくんだったわけなんですが、第2位にこのヴィドゥユト・ジャームワールさんという名前が挙がってたんですよ。んで、誰だろうこの人?と思って、画像検索したら、思わずヒィィィ~!って声が出てしまうくらいの肉体美のイケメンが出てきて、これ観なあかんやつ!ってなったんですけど、どこも配信してなかったんですよねー。それがこの度、めでたくアマプラ配信となりまして、早速見ました。

…ひぃぃぃ~!かっこいい~!どこにこんなイケメンマッチョが生息してたんだっ?!これはヤバい。引き締まった美しい腹筋!浮き出る腕の筋!なぐったら反動で吹っ飛びそうな胸筋!同じ人間とは思えん…と久しぶりに思いましたです。

と、興奮しまくりでしたけども、まあ、ヴィドゥユトさんの感想はこのくらいにしてですね、この映画なんですけど、象の密猟者と闘う獣医さんのお話です。
といっても、彼、ラージは都会で獣医さんをしていて、実家の父とは母との死別以来疎遠になっているんですね。しかし、10回忌ということで田舎に帰ってくることにします。お父さんは象の保護区の運営を細々とやってるんですが、密猟者が後を絶たないんですよね。そして今回ラージが子供の時から仲良しだった象さんが殺されてしまうという悲劇が起きて、密猟者と闘うことになるというお話です。

ストーリーは今書いたように非常にわかりやすいですが、象の密猟という題材が割と珍しいし、インドらしさがあっていいです。それと、警察は今回も安定のクズです。そこもインドらしい。
それと、ラージは古典武道の達人でもあってですね、その武道で密猟者を相手に戦うんですけども、このファイトシーンがかなりガチな感じで、アクション、非常にいいです!!ドニーさんばりの飛び蹴りやら回し蹴りも炸裂するし、道具を使った技もジャッキーっぽいとこもほんのりある。もしかすると香港映画を参考にしたのでは?と思えるくらい。撮り方も上手いので、アクションシーンはかなり見ごたえあって私はとっても楽しめました。
歌と踊りのシーンはエンドロールだけで、そこはインド映画初心者の方には見やすいと思います。私はと言えば、こんなイケメン出てきたら踊ってくれんかな~、あなたのダンスが見たいわ~!と思ってしまうほどインド映画にどっぷりになってしまいました。
エンドロールもかっこよかったですが、劇中の挿入歌もなかなか良い曲が多かったと思います。

日本で、彼の映画で今見られるのはこれだけみたいなので、アマプラ加入されてるインド映画ファンの方は見ることを強くお勧めいたします!