今回は泣かないだろう。せいぜい落書きが水で消えてしまうくらいでしょ?(予告編情報)
鑑賞後…
ボロ泣き😭
ごめんなさい。今年も最高の劇場版でした。
連載から数えて今年で30周年。30周年、映画は28本目。ついにタイトルのクレヨンしんちゃんのクレヨン(落書き)を題材に。
地上での落書きから発さられる落書きパワーで春日部上空に浮いている落書きの国、ラクガキングダムが近年の子供たちの落書き離れによるパワー不足で崩壊寸前。過激派の防衛大臣が地上の子供達に強制的に落書きを強いる作戦に出て邪魔する大人を壁に封じ込める。その危機を救うのは秘伝のミラクルクレヨン。それを扱える勇者にしんのすけが選ばれて勇者として、ラクがキングダムと春日部を救う。
いつもみたいに家族愛や友情とかじゃなく今年は単なるコメディ回かぁ。なんて思って油断しましたね。
しんのすけ侮れない5歳児。。
泣きポイントはネタバレにも繋がりそうなので伏せておきますが、去年に引き続きしんのすけに「こんなに大きくなって…」と今年も親御目線で涙腺崩壊。優しい子に育っているなぁ。
今回の脚本は原作者の臼井儀人さんの漫画を元にして作られているらしく30周年にとてもふさわしい作品になったのではないでしょうか。
何箇所か印象に残るシーンがあったのですが、特に良いなと思ったのが、とある人が頑張っている姿を応援するのに「頑張れ」ではなく「よいしょー!」と言う掛け声にした点。頑張れと言う言葉は優しさもあるけど言われる人にっては追い詰められたり圧に感じてしまうことも昨今は多く、その代替えとして今回用いられた「よいしょー!」字面だけだとなんだそれって感じですが、シーンと合わさるととても優しく心強い気持ちになり応援にもなっているし、気持ちが一緒になっているようにも受け取れてとても暖かく一緒に「よいしょー!」言いたくなりました。
今回作中でたくさんの落書きが用いられているのですが、それらは実際の埼玉県春日部の幼稚園、保育園、小学校の児童たちが描いたものらしくそこも良いなと心温まりました☺️ネネちゃんの描く絵は怖かったけどww