このレビューはネタバレを含みます
1つのボタンのかけ違いが大きなドラマを生んでいく作品。タイミングって改めて大事なことだなぁ。
ラストのシーン、清隆がバスから降りて2人が再度結ばれてしまったら、そこら辺に転がるただの恋愛ものに成り下がっていた。お互いが異性としてももちろんだが、人として惹かれていることを、これからの生きる力に変えようとしている事こそが、この作品の強いメッセージと感じる。
途中、あまりに世界観が広がりすぎ、というか盛り込みすぎ感は否めないが、それに余りあるキャストの演技と映像美。
私の生まれ育った岩手をこんなにも美しく撮ってくれたことに感謝。
超個人的だが、10月に子供が生まれる予定だ。出産シーン、気が気で仕方がなかった。どうか無事この世に生まれてきて欲しい。