あおい

恐竜が教えてくれたことのあおいのネタバレレビュー・内容・結末

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公は末っ子の少年。
死について考える哲学的な面を持っており、自分は順当に行けば家族の中で一番最後に死ぬという事実をひと夏の間思考する。
家族が死に、1人取り残された孤独を想像すると非常に辛く感じる。そうなった時の絶望を乗り越えるため、家族と過ごす時間を放棄して、1人で孤独に慣れる訓練をする。
この映画は最後、この哲学的な問いに対して次のように回答する。確かに1人になることは避けられない。しかし、1人になったとしても大切な人と過ごした思い出はずっと自分の中に生きている。重要なのは、1人の孤独を打ち消すような思い出を作ることだと。
あおい

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