『ダンガル きっと、つよくなる』ニテシュ・ティワリ監督作品。
大学受験に失敗した息子に自分の大学時代の話を聞かせる…と簡単に言えばそんなストーリー。
序盤から息子が「この世の終わり」とばかりな行動に出てドン引き。
明るいだけの話かと思ってたから、いきなり戦慄を覚えてしまいました。
インドでは恐らく韓国ばりに大学に入る事は非常に重要な事なのだろう。
瀕死の状態の息子に大学時代に出会った寮生との日々やそれに伴って生まれた絆を語っていく父親。
大学受験に失敗した息子に「なんで?」と思ってましたが、ちゃんと締めに大切な事が描かれていました。
私はここまで大学時代に友情を深めませんでしたが、高校の時の友人とは今でも仲良いですからねぇ。
学生時代って本当に人格形成では必要な時だと思います。
『ダンガル』ほど大きな感動はしませんでしたが、素敵なインド映画でしたよ。
【大垣コロナシネマワールド】