ツネイシ

MONOS 猿と呼ばれし者たちのツネイシのレビュー・感想・評価

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)
4.0

『ドッグを殺したい奴は?』




雲に囲まれた高地に駐留する
8人の少年少女たち『モノス』。

彼らはある『組織』に属している
戦士であり『メッセンジャー』と
呼ばれる屈強な小人の伝令の指示
で様々な任務を遂行していく。

現在は『博士』と名付けられた
アメリカ人らしき女性の人質の
世話と監視をしている。

メッセンジャーが『モノス』に
新たな任務を携えて訪れる。

組織の支持者から預かった乳牛
の世話をする事。

メッセンジャーの許可を貰い
リーダーの『ウルフ』と恋人
の女戦士『レディ』は結婚?
する。

ふたりを祝福し馬鹿騒ぎする
モノスたちだが、燥ぎ過ぎた
『ドッグ』が預かった乳牛を
誤って射殺してしまう。

牛を人間の人質同様に扱えと
メッセンジャーに厳命されて
いた『ウルフ』は自責の念に
かられて自殺。

ドッグを助ける為に組織には
牛はウルフが殺したと報告。

この提案をした『ビッグフット』
が次のリーダーに指名される。

彼はスタートから分かる通りに
組織に求められる厳正に規律を
遵守する指揮官ではなく次第に
モノス達の中に不和が発生する。

そんな状況下で『博士』が脱走
してしまう……。

モノスとゆう子供だけの部隊が
瓦解する様を描いてゆく本作。

ジャングルを逃げまどう博士を
襲う自然の脅威。

ビッグフットの指揮下で異様で
無軌道な武装集団となるモノス。

その端緒となるビッグフットの
凶行に驚いてガチで叫んだ😅

この新しいモノスから脱走した
『ランボー』の数奇な運命。

ランボーのラストカットが
胸に刺さります。
ツネイシ

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