このレビューはネタバレを含みます
地獄の黙示録 × 蠅の王！！みたいな！そんな修辞学的な惹句も頭に浮かぶが、これはそれよりも新しいナニカ、だ！！！！
まず、驚いたのが、劇中のティーンの子達が本当にティーンな子たちが演じてるので、妙なリアリティーと共に、神話世界の突飛さや神秘性が同居しててスゴい。
ロケーションも、美しい高原の中にモニュメントな廃墟がドドン！と屹立してて、それだけで画的に心掴まれる！(最近見たヨハン・ヨハンソンの映画思い出した)
後半のジャングルからは、正に人類社会の原初みたいなシチュエーションになり、原始宗教が立ち上がっていく過程が生々しく描写されてて、一つの映画で2つの凄みが味わえて、トクした気分になった！
あと、終盤の川流れのパートもスゴい。どうやって撮ったんだ、コレ！
