このレビューはネタバレを含みます
[Story]
世間から隔絶された山岳地帯に暮らす"モノス(猿)"と呼ばれるゲリラ組織の8人の若き兵士たちが、組織から指示を受け人質であるアメリカ人女性「博士」の監視任務にあたっていたとある日に、仲間の1人が組織の支持者から貸与された大切な乳牛を誤って射殺してしまい……。
[Review]
総合評価 ★★★★★★★☆☆☆ (7/10点)
オススメ度 ★★★★★☆☆☆☆☆ (5/10点)
[Memo]
本作はコロンビア内戦を背景に若きゲリラ部隊の8名の姿が映し出されるのだが、物語という物語こそはなく、あることをきっかけに不穏な空気に包まれた彼らの"変化"が美しい自然とともに描かれるばかりなので人によっては退屈に感じてしまうかも。それでも最後まで目が離せずにいたのは映し出される映像美と不安を煽る音楽、彼らの変化もまた展開が気になるものとなっていて観ていて興味を惹かれた。予備知識のあるなしで映画の表情が変わりそうですね。
