【残念賞】
リュック・ベッソン監督作品。
外見も頭脳もさえない男。パリの街で複数のごろつきに借金をして返済を迫られた彼は、思いあまってセーヌ川に身を投げて死のうとする。すると隣の橋桁にすらりとした金髪美人が。彼女も投身自殺をしかけているよう。あわてた男は彼女を救うが、彼女は不思議な力を持っていて、彼の窮地を救い、彼を更生させようとする・・・。
背の低い主人公と背の高い金髪のヒロインの取り合わせが視覚的にも面白く期待させる出だしなのだが、どうも脚本が弱く、展開がまずくて、思ったほど面白くならない。
残念賞、といったところである。