太田康裕

シャイニング 北米公開版の太田康裕のレビュー・感想・評価

シャイニング 北米公開版(1980年製作の映画)
4.0
午前十時の映画祭で。

キューブリックの得意とするシンメトリーな画面構成とか完全なる美的センスが、まぁ禍々しいこと。
元々僕はキューブリック作品はあの完璧さがどこか苦手だったのだけど、ホラーに落とし込むと気持ち悪さ不穏さ倍増でいい。

キャスト陣もすごく良いのだけど、ジャック・ニコルソンのあのラストカットはあれで良いのか?と表情に込められた意味を図りかねはしたのだけど。