映画ケーン

シャイニング 北米公開版の映画ケーンのレビュー・感想・評価

シャイニング 北米公開版(1980年製作の映画)
5.0
久々に観返したから書き直し。
自分が如何にキューブリックが好きなのか気付いた。

ジャック・ニコルソンがノリノリで演技してて最高に面白い。

ニコルソンは配役ミスだって冗談半分で言われてるけど(段々狂って行く話なのに最初から狂っている様に見えるってw)、実際はキューブリックの意図なんじゃないかな。原作未読だから間違ってるかもしれないけど、スティーヴン・キングの自分へ酷い扱いをした父、「ホテル“が”父を狂わせる」と描いた彼に対して、「いや、ホテルを理由にすんなよ。元から狂ってんだよ」と。幽霊を信じないキューブリックならではの解釈だろう。

場所が広いし移動シーンが多いからキューブリックならではの広角レンズによる移動ショットも面白い。
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