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シャイニング 北米公開版のtonuのレビュー・感想・評価

シャイニング 北米公開版(1980年製作の映画)
3.8
UltraHD Blu-ray(4K)、DTS-HD5.1chで見ました。

画質音質は普通ですが、80年当時の作品と考えると結構良く、画質は現在の微妙な作品より良いくらいです。

キューブリックの計算されたレイアウトや演出等、後世の作品に影響を与えてると思いますが、今から見ると若干緩い感じはします。

ストーリー的には色々考察されているようですが、通常版より長い北米公開版でも良く解らないシーンは多いです。
長い分もっと説明されているのかなと思ったのですが。

使い方が上手いのもあるかもしれませんが、息子役のダニー・ロイドの演技がなかなか良いです。
ジャック・ニコルソンは今となっては鬼気迫る演技と笑いが紙一重な感じ。
ジャケットにもなっている、ジャック・ニコルソンが破壊したドアの隙間から顔を出すシーンがインパクトがありますが、これが生きるのはシェリー・デュヴァルの演技があっての事かなと思いました。
これは演技と言うより、実際に現場で追い込まれた結果と言う事のようですが。

今見ると若干古さは否めませんが、キューブリックのこだわりが各所に出ている名作なのでしょうか。

それにしても、ネタバレ表記になって無くてネタバレしまくってる感想多いですね・・・。
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