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WAVES/ウェイブスのhalnaのレビュー・感想・評価

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)
4.0
目の回るカメラワーク、若い男女、イケイケ(死語?)ソング、何か悪いことが起こるんじゃないかってハラハラもしたけど、マイアミの快晴とハイウェイが最高のオープニング


若いって、何でも出来るし何にでもなれるって、こういうことなのかな
どん底にだって行っちゃうし、そこから上がってだって来れるし、最高にだってなれる
もし辛いことがあって絶望していても、周りには小さな救いがきっと沢山ある
そういう優しい愛のある救いの手を見逃したり跳ね除けちゃいけないね
そういう温かさに敏感にならなきゃ
でもマイナスなことで頭がいっぱいになるとそうもいかないよね、難しいね
前半のタイラー編は観ていて苦しかったし、私が何か少しでも力になれたらなんて考えた(誰
痛みや苦しみやもどかしさが凄く伝わってきて、胸が苦しくて痛くてずっと顔を歪めていた

効果音や光やエフェクト?が、綺麗で痛々しいのだけど、作品に寄り添うような音楽たちが、最後は癒してくれた


後半は前半とは違う人の温かさをたくさん感じられて、前半の絶望感からとても救われた
エミリーとルークがダイナーで食事してるシーンが、何か特別な訳ではないのだけれど、とても好きで印象に残ってる◎


傷と愛と明日への希望
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