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WAVES/ウェイブスのyのレビュー・感想・評価

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)
4.3
多視点パンフォーカスプレイリストムービー。
けどプレイリストムービーとひと言で言ってしまうには内容はかなり深かった。

ストーリーが進むにつれて家族の背景やそれぞれの心情も詳らかになっていく。

劇中、始めはまるでタイラーが家族の中心で、途中まで殆どその存在感が希薄なエミリーは、きっとずっと傷つき続けて来ていたはずなのに、あまりにも家族に対してカウンセラーのような存在になり過ぎているのが辛かった。

ルークとの出会いから食事までのシーン、その後のエピソードもすごく良かった。


アスペクト比がコロコロ変わるのは効果があったのかはよく分からないけどしんどい時はものすごくわかり易く殆どスクエアだった。
全編を通してカラフルで選曲やそのタイミングもこれ以外ないと思えるほど絶妙、シーンが変わる時の鮮やかな色使いも独特で印象的だった。
予想以上に重いテーマに対してこれらは非常に効果的だったと思う。

最初にfilmarksのロゴがでてきてた!
A24の作品は数作しか見てないんだけどもっと見てみたくなった。
フェアウェルも楽しみ。

映画館は激混みでしたが本作は3人でした。多分コンフィデンスマンjp見に来てる人達かなぁ。

ちょっとそちらは日を置いて観に行きます

All we have is love.
All we have is now.
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