おじさんには宣伝文句に使われている「プレイリスト・ムービー」という表現は全然ピンと来なかった。使われている音楽を知らないせいかな。
家族愛のお話。
前半だけなら青春のオイタきっかけの悲劇がひたすらにつらくて、正直帰ろうかと思ったくらい。何だろう、呆れる、という表現が適切かな。
でも後半で救われる。何だろうなあ、懺悔と贖罪なのかなあ。
前半だけでも、後半だけでも、グッと来ないはず。前後半セットでジワーッと心に迫るものが。
振り返れば、タイの心情は察して余りあるところもある。行動は決して認められないけど。ずーっとタイには何かが欠けていたんだ、きっと。妹のエミリーはそれに気付けたのだろう。
自分を大事にできない人は、他人に優しくなれない。
あの家族は、まとまっているようでまとまっていなかったのだろう。
タイトルの意味。
ホントにジワーッと来る作品。
あとで思い出してまた観たくなるかもなあ。