前半はこれはもう★5候補ではと思っていたぐらい着想最高と思ったのだが、後半は駄作としか言いようがない。
占い師がシナリオの進行を左右するなんて脚本の世界ではタブー中のタブーだし(占い師に扮した事情を知る人物かなとか、事件に関わりありそうな誰かなのかなとか思っていたがそうではなかった)、死んだはずの人間が死亡確認までしたのに伏線なしであとになって実は生きていたとか、安易に記憶喪失を使うとか、発想が貧困すぎる。
身近な誰か(濱田岳あたり？)が黒幕だったと匂わせて別にそんな黒幕がいたわけでもなく、強盗した人間が代わりに死んだかも明かされない。その辺スッキリしない。
小池栄子さんの役作りは良かったなぁ。あの声のイメージはサザエさん？ それとも花沢さん？笑
実際の小池さんはそこそこに頭も良くて声もきれいなのだから、素の絹子とは別にきれいな声で上品モードに変身するぐらいに演じ分ければもっと良かったなぁ。
小池さん含め女性陣皆さん戦後昭和感の服や髪型、雰囲気が良い。撮影楽しかったろうなぁ。
緒川たまきさん美しすぎる。トリビアの「…うそつき。」のイメージが抜けませんが、あの時のまま変わらずお綺麗で。
巻き寿司の上をハエが歩いていたのはCG？ 芸が細かいけど、年代的にもリアルなのかもしれないけど、努力する方向間違ってない？
犬山イヌコさんってどこで出てきてたっけ…
