IKUZAGIE

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのIKUZAGIEのレビュー・感想・評価

3.7
お金かかってるだけあって凄かった。映画の見所は、60歳を超えてもまだアクションを追求するトム・クルーズと脇を固める女優陣にヨーロッパの街並みや風景といったところ。トム・クルーズの全力疾走は、思わず拍手したくなりました。全体的にイベント感があって今年の夏一番のオススメ映画でしょう!デートにもいいんじゃ無いですかあ、知らんけど。
IMAXで鑑賞しまして、IMAXにして良かったと思えたのは、ローマやヴェニスの街並みやノルウェーの自然豊かな山々が大画面で見れた事。少しだけ海外旅行気分が味わえました。空港も行くし。
女優陣豪華でした。まずイーサンと行動を共にするメインキャラ・グレース役のヘイリー・アトウェル。「この人だあれ?」と思いましたが、アベンジャーズシリーズにも出ているそうです。役名はペギー・カーターだそうで、「その人だあれ?」って思いましたが、どうやら「ドクターストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で女性版キャプテン・アメリカを演じてた人だそうです。あぁ!あの人か!今回の役所では、なかなかタフでズル賢い泥棒といったところで、ルパン三世でいうところの峰不二子ポジになるのかな。なかなか良かったです。
イルサ役のレベッカ・ファーガソンがとにかくかっこいい。砂漠だとデューンではあるが見た目もアクションもかっこよかったです。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのマンティス役でおなじみのポム・クレメンティエフは、今回無口な悪役を演じてました。カーチェイスシーンでのイカれっぷりは最高。あと、アクションすごい。結構鋭い蹴り出すんですね。体術だけならマンティスより強そう。
最後にホワイト・ウィドウ(白蜘蛛)ことアラナ役のヴァネッサ・カービー。(ちょっとお口半開きだったりして)ずっと見てられる顔立ち。シリーズ違うけどスカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドウと並んでみて欲しい、と近所のおっさんがみんな言ってた(ウソです)。
シリーズ物ではありますが、過去作知らなくても全然楽しめる。序盤の会話でスパイ組織・IMFを説明するあたり、初見さんへの配慮と推察。いづれにしても中盤以降はストーリーとかどうでもよくなって、スパイ映画だろうがアクション映画だろうがなんでもいいやくらいのド派手シーンが連発するので、上映時間は長いけど退屈は全然しなかったです。大画面でアクション映画観るとやっぱ迫力ありますね。個人的には一番スパイ映画らしい序盤が楽しかったです。
IKUZAGIE

IKUZAGIE