ジョン海山ネプチューン氏について知らなかったこと;尺八でレコ大とっていること。単なる奏者ではなく、製管者しても優秀、世界最高レベルであり、尺八の材料となる竹林を求めて鴨川に越したこと。ジャズにも造詣が深く尺八でジャズライブをした経験もあること。
排他的な世界のなか彼自身も邦楽の世界で悔しい思いもあっただろうが、そのことを受け入れて淡々とやるべきことをやってきたたころに凄みを感じる。竹で打楽器を発明してみたり、インドのタブラ奏者に習いに行ったり…彼の地道な活動は、次世代のミュージシャンも影響されているようだ。
家族の思いも込められている作品だが、この映画を監督したデビッドは父をどう思っているのだろうか。