戦闘シーンに見入る。
苦悩する若い兵士。
ラブロマンスも。


戦争により心にぽっかり穴があいた主人公をウィリアムホールデンが激シブで演じる。
常にカッコ良いけど、この時代ピークかも。
対するナンシーオルソンが、あまり髪型も似合っておらず、目を見開いて喋るシーンやら鬼の形相をするシーンやらあまり魅力的に映らず🙇‍♂️。
役に魅力もなくブス可愛いでもないから困ったもんだ。
※ヴァージニアメイヨをみよ！

ナンシーが女性少尉という役ながら、
クライマックスのシーンのための設定であっただけに終わっている感もまた少し残念であった。


最近ジーンエヴァンスづいている。
本作では嫁の手紙を頑なに待つ一途な兵士役😆。

ウィリアム・ホールデンとナンシー・オルソンがワンパターンと言って良いほど常に深刻な顔をしているのだが、すべての戦闘シーンで一定以上の苛烈さを演出できている(特に冒頭の無言の銃撃戦が良い！)のでバランスが取れている。
オチはもっと突き放したものにしたほうが良かったとは思うが、こればっかりは時代柄であってカーティスの責任とも言えまい。

【マイケル・カーティス】
2010年発、英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」70位