竹内

花と雨の竹内のネタバレレビュー・内容・結末

花と雨(2019年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃から生きづらそうだった主人公の唯一の理解者がお姉さんだし、この映画自体、主人公も含めてほとんどが善人じゃないから、お姉さんが救いだった。だから、お姉さんが亡くなった直後にお父さんが言った「呑気だな」って言葉が鋭く刺さってしんどかった。
元の曲を初めて聴いた時、壮絶で辛いけど優しい曲だなって感じたけど、映画を見終わった後に聴いてみたらお姉さんの亡くなった日の感情が具体的に想像できてしまってより辛辣で深かった。
最後の、履歴書にリリックを書き始めるところからやっと救いが見えてきて、ひたむきでかっこいい、好きなシーンだなって思った。
竹内

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