トルコ軍が映画製作に全面協力しているだけに戦闘シーンはリアルで迫力満点。特に土煙舞うシーンはド迫力でした。
ただトルコ軍が全面協力して悪い部分も。どうしても主義主張はトルコの言い分で一方的ですし、悪党側もただ悪いというだけで細かい背景はなく薄い…。
士気を高める為の演説シーン本来は熱いシーンなんですが、プロパガンダ臭プンプンで冷めてしまいます…。
自分達の窮地を救ったパイロットを助けに行き最後は多勢に無勢な戦いを挑むという、ストーリー展開も何処かで聞いたような直線的な話しで面白さに欠けます。
とにかく戦闘シーンの迫力は大したもので、本物の装備などミリタリーファンは楽しめると思いますが、トルコ万歳が強すぎてお話が入って来ずアクションシーンを観るだけの映画になってしまっている印象。アクションあるだけで何だかんだ楽しい私はまあまあ楽しめましたが、オススメは出来ない映画かなと思います。
まとめの一言
「結局そうなんの？」
