いやーおもしれええええ

ラプラタやブエノスアイレスを、仕事を探し回って走り回るカストロという男をまた探してただ走り回る人たち。関係上はカストロが逃亡して、セリアと不倫して逃亡して、妻のレベッカが男衆どもと共に追いかけて、っていうのはあるけど見事にどうでもいい笑　逃げてる理由も追いかけ方も訳わからない仕事も全部めちゃめちゃだがせわしなくずっと走ってずっと喋ってそれをスピードパンでずっと追ってカーチェイスがあってってもう画における刺激が過ぎて結局おもしろすぎるんよ

脚本や人の動かし方、画角に対する意識はマティアス・ピニェイロとかと見事に共鳴していて、ヌエボシネマアルヘンティーノたるものが国外に出てくるのはやはりある一グループの前衛運動として沸き起こってるんだろうな。羨ましい限りだ。それに対しグスタボフォンタンらのいわゆる音響派と呼ばれる人たちはまたちょっと違うところにあるんだろうな、面白い。