前作のパート2で少しだけ横道にそれて不思議な国ニッポンに行っちゃったけど、本作で空手道場コブラ会 vs ダニエルさんとの攻防へと軌道修正。
今回はスティーブン・セガール似のコブラ会オーナーが登場。パート1にも登場したコブラ会師範のジョン・クリースと同じような超いじめっ子気質の嫌なヤツ。この悪ワル悪なコブラ会がダニエルさんを大会に無理やり出場させてコテンパンにやっつけてやろうと企む話。
そのダニエルさんはというと、大学の入学資金を盆栽屋の開業資金に回すわ、空手の師匠ミスターミヤギの貴重な盆栽をダメにするわと良かれと思ってやってるのでしょうが、終始イライラさせられました。それでもミスターミヤギは怒らずに懐の深さを見せ、敵と対峙した時は思った以上に強かったのにはちょっと胸のすく思いでした。とはいえお辞儀する2人の間隔が近すぎなのにちょっとがっかり。
お約束となっているミスターミヤギ直伝の秘技も気になるところですが今回は型（カタ）が炸裂。もうなんだかよくわかりません。過去作からおさらいすると鶴の舞→でんでん太鼓→ 型、て感じ。
これでダニエルさんが登場しないパート4はスルーして人気ドラマ『コブラ会』（'18〜）観ようかなと思ったら、パート4の主人公は『ミリオンダラー・ベイビー』（'04）のヒラリー・スワンクではないですか。まずこっちが先か。
