kazマックスグローバーレッド

アイアン・シークのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

アイアン・シーク(2014年製作の映画)
3.7
WWFのヒールレスラー、シークのドキュメンタリー映画。自分はプロレスよりもMMA(総合格闘技)派なのでガッツリとWWFやWWEは見たことがない。ただ20年前にドキュメンタリー映画『ビヨンド・ザ・マット』を見てからロック様とジョン・シナとデイヴ・バウティスタとブロック・レスナーの試合だけはYou Tubeで頻繁に見ていて、地元にWWE好きの同級生もいるから実家に帰省した時はよくアメリカのプロレス談話をしています。

シークことコシロ・バジリはイランのレスリング選手で、友達のレスリング王者が国のインフラ整備を国王に訴え、国民の支持を得たと思った矢先に謎の自殺。これは政府の陰謀に違いないと、70年代にイランからアメリカへ亡命してプロレス界で悪役デビュー、中東出身なのでリングネームがシーク(首長)。

彼のことは全然知らなかったんだけど、シンディ・ローパーが『グーニーズ』の主題歌を歌ったThe Goonies 'R' Good EnoughのMVに出ていたあの地上げ屋イラン人がシークだったんだ。シンディがWWFに出ていたって話は聞いたことあるんでこれの繋がりだったのかな。

ドゥエイン・ジョンソンのお父さんもシークと戦ったことあるのか、あそこはプロレス一族だもんね。そういえばロック様のお爺ちゃんは『007は二度死ぬ』でショーン・コネリーと戦ってたっけ。

ハルカマニアとかジャブロニとか何となく聞いたことあるワードがこのドキュメンタリーを見てよくわかった。

ある悲惨な事件がきっかけでドラッグに溺れて人生どん底に落ちるシークは見ていて辛かった。そこからどうやって立ち直ったのか…、人と人との繋がりって大切なんだね。