このレビューはネタバレを含みます
好みのハラハラサスペンスで楽しめました。
新鮮だったのは、こういう映画って「主人公の主張が真実だと思ったら、びっくり実は主人公が精神疾患でした」って最後で逆転させる演出が多い(シャッターアイランドやシックスセンスみたいな)印象だったんですが
この映画は序盤から主人公の言ってる事も不穏、どちらかと言うと病院側の方が正しいのでは?と匂わせてるので、劇中ずっとその不穏が癖になり「結局どっちなの!」と集中途切れず楽しめました。
ただ、その分ラストが「あ~~やっぱり主人公イカれオチだったのか~!」と読めてしまった部分が鑑賞後に匂わせをくどい物にさせてしまったので
ラストにもう一捻り作って、主人公がイかれてるのか、知られざる病院の実態なのかどちらの主張が正しいかを疑わせる構成の上で
実はそのどちらでもなかった、とか何か予想を裏切る展開だったらもっと好みな映画だなと思います!