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シンクロニックのrage30のネタバレレビュー・内容・結末

シンクロニック(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

過去にタイムスリップする男の話。

所謂、タイムスリップものの作品なのですが、乗り物や機械ではなく、ドラッグを使ってタイムスリップするのが本作の特徴的な部分。
その場で即タイムスリップする事で、その土地の歴史を垣間見れたり、突然空に放り出されたりするのは面白かったですね。

ただ、問題なのは主人公がタイムスリップ能力を得るまでが長いという事。
映画の半分を過ぎた辺りで、ようやく主人公がタイムスリップするし、加えて映画全体のトーンが暗いのも困りもので…。
変死体を発見したり、主人公と相棒に不幸が襲ったりと、とにかく陰惨なムードに支配されている。

なかなかタイムスリップしないわ、世界観は暗いわで、映画の前半で脱落してしまう人もいるかもしれません。
タイムスリップの描写はそれなりに面白いだけに、もっとタイムスリップするところを見たかったのですが、予算的に厳しかったのかな…。
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