rage30さんの映画レビュー・感想・評価

rage30

rage30

映画(2249)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

豪華客船に集まった人々の災難を描いた作品。

リューベン・オストルンド監督らしい、気まずい瞬間を集めたコメディーをベースに、本作は風刺の要素だったり、エクストリームな笑いが強化された印象。
自身初の英
>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

子供向けAI人形の暴走を描いた作品。

所謂、殺人人形を描いた作品という事で『チャイルド・プレイ』を想起させますが、昔ながらの人形だったチャッキーと比べて、本作のミーガンはリアルドール風のデザイン。
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

天才指揮者の転落を描いた作品。

本作の魅力は、何と言ってもケイト・ブランシェット演じる主人公リディア・ターに尽きるでしょう。
気に入らない人間は容赦なく威圧し排除する、傲慢で独裁的な人間である一方、
>>続きを読む

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ニコラス・ケイジがCIAの捜査に巻き込まれる話。

本作の特徴となるのが、ニコラス・ケイジが本人役を演じている事。
借金や浪費癖など、実際のエピソードを盛り込んだ自虐的なユーモアは面白かったし、イマジ
>>続きを読む

ブラッド・ブラザーズ マルコムXとモハメド・アリ(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

モハメド・アリとマルコムXの関係を描いた、ドキュメンタリー作品。

モハメド・アリとマルコムXに兄弟の様な親交があったとは知らなかった事ですし、両者の歴史や人となりを改めて知れたのも良かったです。
>>続きを読む

ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

死から甦った男が町の陰謀を暴く話。

主な登場人物は、麻薬の売人・ポン引き・売春婦。
更には、昔の映画風の荒い質感の映像も相まって、ブラックスプロイテーション映画を想起させる作りになっています。
本作
>>続きを読む

ツーリスト・ガイド・トゥ・ラブ 恋のツアーガイド(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ツアーガイドに恋をする女性の話。

「傷心旅行の旅先で恋に落ちる…」というラブコメとしては、かなりベタな作り。
とはいえ、舞台がベトナムだったり、白人女性とアジア系男性のカップルが描かれる辺りは、あま
>>続きを読む

スリーパーズ(1996年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

少年院で性的虐待を受ける少年達の話。

序盤は、悪戯をして過ごす少年達の日常を楽しく見ていたのですが、度の越えた悪戯(というか窃盗)をした事で少年院へ行く事に。
そこで看守達に性的虐待を受けるわけです
>>続きを読む

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

死の運命から逃れようとする高校生の話。

序盤から死亡フラグが立ちまくりで、どうなるのかと思いきや、主人公は予知夢を見て飛行機事故を回避。
しかし、死の運命から逃れる事は出来ず、生存者が1人ずつ襲われ
>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

死体の花嫁と婚姻してしまう男の話。

ダークファンタジーな世界観をベースに、生者の世界をモノクロで静かに、死者の世界をカラフルで賑やかに描き分ける辺りは、ティム・バートンらしさを感じさせる作品でしたね
>>続きを読む

モ’・ベター・ブルース(1990年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

二股をするトランペッターの話。

物語らしい物語もなく、ジャズミュージシャンの日常を、恋愛を中心に描いた作品って感じかな。
意外と繊細な面もあるスパイク・リーによって、なかなかオシャレな映画に仕上がっ
>>続きを読む

アメリカン・レポーター(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

アフガニスタンに派遣される、女性レポーターの話。

戦場記者を描いた作品ではありますが、そこまで社会派な作品でもなく、特に前半はコメディー要素も多め。
そのおかげで見易くなったとも言えますが、個人的に
>>続きを読む

フォー・グッド・デイズ(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

麻薬中毒の娘と母親の話。

冒頭で描かれるのは、娘を家に入れない母親の姿。
少し厳し過ぎる気もするのですが、母親に愛情がないわけではないし、娘に何度も裏切られて続けた結果、この様な態度を取るしかなくな
>>続きを読む

ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

銀行強盗をして逃亡する夫婦の話。

銀行強盗を描いたケイパームービーなのかと思いきや、強盗のシーンはあっさりと描かれる。
それよりも、金を盗んで以降の夫婦2人の逃亡劇こそが、本作の見所になるのだろう。
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

『バットマン』シリーズ、最新作。

とにかく暗くて、とにかく長い。
まずはその二言に尽きるかなと。
暗い映画館で暗い映画の世界に耽溺するのも悪くはないのですが、いくらなんでも長過ぎだし、途中で疲れて眠
>>続きを読む

運命の回り道(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

離島で難民申請を待つ難民達の話。

原題は『Limbo』という事で、亡命先にも故郷にも戻れず、宙ぶらりん状態の難民達が描かれる。
命の危険はないし、住居や生活費も与えられるのだが、仕事をする事も家族を
>>続きを読む

あなたに出逢ったアイルランド/ファインディング・ユー あなたに逢えてよかった(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

留学先で映画スターと恋に落ちる女性の話。

飛行機の隣席に映画スターがいて、下宿先にも映画スターがいたりと、冒頭からコッテコテのラブコメ設定が炸裂する本作。
良くも悪くも、ラブコメらしい作品なので、ラ
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

さかなクンの自伝を原作とした映画作品。

さかなクンの半生を描いた伝記映画なのかと思いきや、主人公は女性だし、さかなクン本人が出てきたりと、冒頭から戸惑わされました。

さかなクンの人生を忠実に再現す
>>続きを読む

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ゴミ処理場で働く青年の話。

山の頂上に建つゴミ処理場のビジュアルが象徴する様に、田舎の閉塞感が印象的な本作。
主人公の職場がゴミ処理場というのも示唆的だし、母親がギャンブル中毒だったり、借金返済の為
>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

『犯罪都市』シリーズ、第2作。

前作の特徴だった人間味溢れるユーモアと、韓国映画らしいハードなバイオレンスは本作でも健在。

コメディー部分に関しては、チェ・グィファ演じるイルマン班長が大活躍でした
>>続きを読む

パニック・フライト(2005年製作の映画)

-

殺し屋に脅迫される女性の話。

タイトルから想像するにハイジャックものかと思いきや、脅迫される舞台が飛行機内というだけで、特にハイジャック事件には発展せず。
主演2人の会話劇が延々と続いていく、ちょっ
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

マルチバース世界に巻き込まれる女性の話。

家父長制と言うよりは家母長制なアジア系一家の話と、マトリックス的なメタ世界&カンフーアクション。
更にはダニエルズ作品らしい、おバカなユーモアを加えたのが本
>>続きを読む

デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

指名手配中の元CIAを連行する事になる新人CIAの話。

コントラストの効いた画作りが印象的な本作。
アメリカ映画というよりはヨーロッパの映画っぽい雰囲気で、舞台となる南アフリカの異邦感とマッチしてて
>>続きを読む

ロッジ 白い惨劇(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

父親の再婚相手とロッジに泊まる事になる兄妹の話。

冒頭から、両親は離婚するわ、母親は自殺するわ、父親は再婚するわ…と、子供にとって最悪の事態が次々と起こります。
ドールハウスが映る事もあって、この辺
>>続きを読む

アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

実在したギャングのフランク・ルーカスと、彼を追う刑事の話。

ギャングと刑事、2つの視点で進行していく本作。
ギャング側に関してはドラッグビジネスによる成り上がりが描かれます。
まぁ、ギャングものでは
>>続きを読む

旅立ちの時(1988年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

指名手配犯の両親と逃亡生活を送る少年の話。

問題のある両親と音楽大学に進学したい子供の話って、どこかで見覚えが…と思ったら、『コーダ あいのうた』と、ほぼほぼ同じ話でしたね。

違うのは、両親が聾唖
>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

聖痕が現れる修道女の話。

ポール・バーホーベン作品らしく、女性キャラが魅力的な本作。
中でも、主人公のベネデッタは食えない人物というか、何を考えているのかよく分からない。
熱狂的なクリスチャンにも見
>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の実写映画化作品。

監督の過去作から『勇者ヨシヒコ』的なコメディー作品を想像していたのですが、思ってた以上に本格的なファンタジー作品でビックリ。
日本人的に分かり易く言う
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

実在の独立運動指導者をモデルにした、アクション映画。

『バーフバリ』のラージャマウリ監督らしい、ブッ飛んだ映画でしたね~。
冒頭に出てくる大量の群衆からしてスケールが違うし、その中を単騎で突っ込んで
>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

自殺の呪いにかかる精神科医の話。

患者の自殺を目撃した事で、謎の人影を見掛ける様になる主人公。
これが精神病による幻覚の様にも見えるし、オカルト的な幽霊の様にも見えるしで、サイコスリラーと心霊ホラー
>>続きを読む

モンキー・キング(2023年製作の映画)

-

西遊記以前の孫悟空を描いた作品。

中国のスタジオによる作品との事ですが、映像技術に関しては、ハリウッドと遜色ないレベルという印象を抱きました。
そして、本作の特徴とも思えるのは、異常なまでのテンポの
>>続きを読む

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

クラスの一軍女子に誘われる転校生の話。

皆が憧れる女子のグループに入ったものの、そこはリーダーが幅を利かせ、嫉妬と同調圧力にまみれた最悪の集団だったと。
シスターフッドとは正反対に、男は奪うわ、マウ
>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

連続殺人犯の冤罪を調査する大学生の話。

まずは主演を演じた2人が良かったですね。
阿部サダヲはありきたりなサイコパスではなく、普段は魅力的な人間として振る舞う、二面性のある殺人犯役が新鮮でした。
>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

50年代のアメリカ郊外を舞台に、幸せそうな夫婦が描かれるのかと思いきや、妻である主人公が段々と町のおかしさに気付いていく…という話。
主人公が違和感を感じる過程と、50年代の女性が抱えていた抑圧を重ね
>>続きを読む

DC がんばれ!スーパーペット(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

スーパーパワーを持った動物達の話。

「もしもスーパーマンにペットがいたら…」という設定が面白かったし、単純にとぼけた感じの動物達が可愛らしかったですね。
臆病なチップや眼鏡姿のマートンには笑ったし、
>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

新人アニメ監督と天才監督の対決を描いた作品。

結論から言うと、私には合わない作品でした。

その理由としては、主人公に共感が出来なかった事が挙げられます。
県庁から転職した人間が即監督に抜擢されるの
>>続きを読む

>|