特殊能力を持つ女性と彼女を狙う者達。暗殺集団"狐"に所属する女性はそんな彼女救おうと決死の戦いの中に身を投じる。
日本の特撮畑をひた走って来た坂本浩一監督。特撮の雄だけに特撮アクションやＶＦＸ映像は観るべき物があり、スピード感のあるアクションとスタイリッシュなアクションは迫力があります。
しかし…それに比べてストーリーは話の範囲が狭いというか、こぢんまりとしていて、ダイナミックなアクションに見合っておらず、結果アクションを観るだけの映画になってしまっている印象。
特殊能力を持った女性が主人公かと思いきや、活躍するのは"狐"の女性。
見所の筈のブラックフォックスのコスチュームがイマイチカッコよくなくセクシーでもなくてテンションが上がりません…。
山本千尋さんは既にアクションが出来る女優さんとして証明済みですし、その他のキャストも動ける人揃いなのでキャストに文句はありません。
重鎮、倉田保昭さんが"狐"の首領役で存在感を見せてます。
女優さんも美人揃いで華があります。山本千尋さんって時折、蒼井優さんに表情が似てますね。
昨日の敵は今日の友みたいな展開も取って付けた感じで、どうしてもストーリーにＶシネマ感というか安っぽさがあり熱くなれませんが、アクションは見所がありそれだけを見ていても楽しい作品ではあります。
まとめの一言
「推して参る」
